武富士の責任を追及する全国会議

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武富士一万人訴訟ニュース 第23号(3陣4回目)

武富士一万人訴訟ニュース 第23号(3陣4回目)

平成24年7月24日

武富士の責任を追及する全国会議
代表 弁護士 新里宏二
事務局長 弁護士 及川智志
〒271-0091 千葉県松戸市本町5-9 浅野ビル3階 市民の法律事務所内
電話047(360)2123 FAX047(362)7038 http://takefuji-tsuikyu.com/

司法書士 乾 亮太朗

第3陣4回目の期日が開かれました。

9月24日午前10時、東京地方裁判所708号法廷で武富士一万人訴訟の第3陣訴訟の4回目の期日が開かれました。
裁判所は,管財人が開示しなかった議事録の送付嘱託を認めました。
前回の3陣3回目はニュース16号でお伝えしています。

第3陣5回10月29日(月)午前10時30分から712号法廷です。

1、 出席者

戸田久裁判長、石井義規裁判官、中野雄壱裁判官,尼子まゆみ書記官で裁判官の変更なし,原告代理人は新里団長ほか4名,被告代理人は5名出廷されていました。

2、これまでの経緯

前回,この裁判体で採用された文書送付嘱託に対して,武富士管財人から取締役会,常務会,監査役会の議事録が開示されました。
しかし,裁判所が,全ての文書の開示を認めたのに対し,管財人は遡って10年分の書類の中から管財人が必要と認めるものしか開示しませんでした。
このため,9月24日に,全ての議事録の開示を求めて再度文書の送付嘱託申立を行いました。
また,原告が行った求釈明に対し,被告からは回答の必要がないとの主張がなされたことを受けて,管財人への調査嘱託も行われました。

3、主なやりとり

(メモからの抜粋)

戸田裁判長
原告から9月24日付けで文書送付嘱託と調査嘱託の申し出がなされています。
これについて被告はなにかご意見がありますか。

被告代理人
文書送付嘱託については,管財人が既に開示していますので,必要ないと考えます。
調査嘱託については追って意見書を提出します。

戸田裁判長
被告は,第2準備書面を提出されますか。

被告代理人
はい,提出します。

戸田裁判長
被告の乙32~35を写しで提出扱いとします。
調査嘱託については被告からの意見書を待ちます。
文書の送付嘱託は理由があると認めますので採用します。
今後の進行について,原告はどのようにお考えですか。

原告代理人
はい,本日陳述された被告第2準備書面への反論を行います。
前回採用された送付嘱託によって開示された議事録の分析がほぼ終わっていますのでこれを踏まえて反論をしたいと思います。
また,有価証券報告書の分析をしている途中です。
大きな予定として,原告は本年,又は本年度中に主張をつくし,新年度から証拠調べ手続をして頂きたいと考えています。

戸田裁判長
他になにかありますか。

原告代理人
よろしいでしょうか。
被告の準備書面23頁から,平成19年及び平成18年からATM用紙の改訂を行った,との記載があります。
平成19年又は18年以前は,改訂が行われなかった,ということを前提に原告の反論をしてよろしいのでしょうか。
他の部で行われている裁判で被告が提出された準備書面では,当初,平成19年の記載は,平成7年とされ,平成18年の記載は平成6年となっていました。
これはセブン銀行が発行したATM用紙に07で続く番号と06で続く番号が記載されており,被告はこの記載をもって,平成7年,平成6年からATM用紙の記載の改訂が行われていたと主張したものです。
しかし,セブン銀行は平成13年に設立された銀行であり,平成7年または平成6年に書面の改訂を行うことはありえず,これは西暦2007と西暦2006年の間違いではないかと確認をしたところ,被告が訂正をされたものです。
この裁判体では,訂正の経緯が現れていないので,確認をさせていただきます。
平成18年もしくは平成19年以降に改訂されたとすると,最高裁平成18年1月13日判決より後に改訂されたことを意味するので,被告は当然のことを行ったに過ぎないことになります。

被告代理人
改訂の有無は現在調査中です。

原告代理人
裁判がはじまってから,時間も経っているので早めにご回答いただけると助かります。

戸田裁判長
被告の調査は時間がかかりますか。

被告代理人
はい,被告とは別の会社の手続に関するものなので,できるだけ早くとは考えていますが。

戸田裁判長
新たな証拠がでてくるのでしょうか。

原告代理人
被告のATM用紙の変更にかかることなので,もし被告が述べるような改訂がなされているのであれば,当然,取締役会議事録,常務会議事録に記載があるはずです。
議事録に記載がなければ,原告は書面の改訂がなかったものとして反論を行う予定です。

戸田裁判長
被告は次回までに調査して主張してください。
それでは,次回は原告からの反論ということで,期日を続行したいと思います。
次回は10月29日(月)10時30分,法廷がかわりまして,712号法廷です。

6、意見交換

法廷を出た後で、意見交換をしました。

及川弁護士から、今日の裁判の説明がありました。
全ての議事録の送付嘱託が再度認められたことの意味は大きい,今後の分析が大変だと思うが,こちらの主張を固めていきたいとのことです。

以上

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