武富士の責任を追及する全国会議

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武富士一万人訴訟ニュース 5号 平成23年11月29日

武富士一万人訴訟ニュース 5号 平成23年11月29日

武富士の責任を追及する全国会議
代表 弁護士 新里宏二
事務局長 弁護士 及川智志
〒271-0091 千葉県松戸市本町5-9 浅野ビル3階 市民の法律事務所内
電話047(360)2123 FAX047(362)7038 http://takefuji-tsuikyu.com/

事務局次長 司法書士 乾 亮太朗

第1陣2回目の期日が開かれました。

皆さんこんにちは。
11月29日午前10時、東京地方裁判所103号法廷で武富士一万人訴訟の第1陣訴訟の2回目の期日が開かれました。
今回も、法廷でのやりとり等のご報告をさせて頂きます。

第1陣3回目来年1月27日(金)午前10時から103号法廷です。

一番大事なお知らせです。
次回も103号大法廷で期日が開かれます。

【約80名の方に傍聴をしていただきました。】

1、

今回、傍聴席には約80名の方がいらっしゃいました。
多くの傍聴人の方に来て頂いたおかげで、今日の裁判にはよい影響がありました。
なお、今まで103号法廷の傍聴席の数を100席と申し上げていましたが、正確には98席だそうです。訂正してお詫びします。

2、裁判官が入廷し、裁判が始まります。

10時になり、三名の裁判官が裁判席に入ってきました。
裁判官は一回目と同じです。
(裁判の途中で転勤して裁判官が交代することがありますが、今回はそれがありませんでした。)

弁護団は及川弁護士をはじめとする約10名の弁護士と原告本人のBさんです。
Bさんは口頭での意見陳述をするためにいらっしゃいました。
被告側は代理人として約5名の弁護士さんがいらっしゃいました。
すみません、今回、僕は朝のビラまきに参加できなかったのと(スミマセン!!)、傍聴人数を確認するため、傍聴席の後ろの方に座りました。
このため、法廷内の先生方の正確な人数がわかりません。 

今回は、被告からの準備書面と証拠(乙号証)提出されました。
裁判長の「被告は準備書面を陳述しますか」との問いに、被告代理人の弁護士さんが「はい陳述します」と回答しました。
これで準備書面が陳述されたことになります。
また、前回提出が保留されていた原告からの甲号証も提出されました。

3、被告が提出した証拠(今回は写し)

第2陣一回目の訴訟のとき、被告は証拠としてATM明細の原本を提出しました。
「原本」とは「実物」のことです。つまり、ATMの機械から発行される小さなATM明細用紙の実物を提出していました。
しかし、今回は、原本ではなく、写し(コピー)を提出しました。

及川弁護士が、「別の民事7部に継続する裁判で、原本を提出されたのに、今回は原本を提出されないのですか」と被告の弁護士さんに聞いていました。

これに対し、被告の弁護士さんは、「会社と共同被告になった事件で借りたもので今回はありません」という回答をされていました。

4、今後の予定について

裁判長から、今後の予定について原告弁護団に問い合わせがありました。
これに対し、及川弁護士が、「次回までに反論します」と回答していました。

5、Bさんの意見陳述について

裁判長がBさんの口頭での意見陳述をするかどうか、原告弁護団と被告弁護団に意見を求めました。
第一陣1回目で、原告Xさんが意見陳述をしています。
当事者の意見陳述は大変迫力があり、武富士と原告本人との取引の実態が裁判官に直接伝わるという効果があります。
しかし、「意見陳述」というのは、訴訟上必要とされるものではなく、裁判長が不要だと言えば「意見陳述」をすることはできません。
裁判長は第一回目の期日で既に当事者の意見陳述が行われているため、今回も意見陳述をするかどうか、原告と被告の弁護団に意見を聞いたようです。

及川弁護士は、「当事者の意見陳述は、武富士が行ってきた取引の実態を明らかにするもので、準備書面の内容になりうるものなので、行って欲しい」と述べられました。

実は、毎回裁判長の「原告(被告)は準備書面記載のとおり陳述しますか」という問いに対し、「はい陳述します」といって内容を読み上げることをしない「準備書面」は本来、口頭での陳述が必要なものを便宜上簡略化しているのです。
及川弁護士は、意見陳述とはいえ、準備書面になるくらい重要な内容なのだから、本来どおり、口頭での陳述を認めて欲しいと考えられたようです。

また、原告弁護団の椛島弁護士は「裁判は公開で行われるものです。今回もこれだけの傍聴人の方が来ています。この訴訟の実態を傍聴人の方にもわかって頂きたいとおもいます。」「意見陳述要旨の訴訟上の扱いは裁判所にお任せします」と述べられ、本人の口頭での陳述を求められました。

これに対し、被告代理人の弁護士さんは、「前回、原告全員を代表して本人の意見陳述がなされ、弁護団からも意見陳述があったので、今回は不要だと考えます」と述べられました。

結果として裁判長は「時間の問題もあり、毎回の期日での本人の意見陳述は考えていません、しかし、これだけの人が来ているので、原告弁護団が、準備書面の要旨を説明するのは構わないと思います。」と述べ、今回のBさんの意見陳述が行われることになりました。

6、Bさんの意見陳述

Bさんの意見陳述が始まりました。
限度額が増えるたびに勧誘があったこと、断ると強く借入を勧められ、怖かったこと。支払いが遅れると会社に電話され、その結果会社を辞めざるを得なくなったこと。
4つの仕事を掛け持ちで働いて支払いつづけ、体をこわしたこと。
そして、武富士の800万円以上の過払がなくなった結果、270万円の負債が残り、破産したこと、そして、自分は破産したけれども、長男が保証人となっていて、その長男が今でもその支払いを続けていること。
子供の青春と将来を奪ってしまったと思っていること。
今は年金暮らしで、一日一食で生活していること。

及川弁護士によると、裁判長、左陪席ともにとても真剣に聞いておられたそうです。

7、次回の予定

裁判長は、「次回も傍聴人は来ますか」と聞かれました。
及川弁護士は「はい、来て頂けると思います」と述べられました。
今回、Bさんの意見陳述が認められたことと、次回以降、準備書面の内容の説明が認められたのは傍聴人の皆さんの力だと思います。
次回も大法廷です。
皆様どうぞよろしくお願いします。

おわり

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