武富士の責任を追及する全国会議

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武富士被害者が法廷で述べた意見

武富士被害者が法廷で述べた意見

2011年11月7日午前10時から東京地裁103号法廷で開かれた弁論の中で、223名の原告を代表して述べられた意見陳述の要旨です。


頭書事件の第1回口頭弁論期日にあたり、原告を代表して下記のとおり意見を述べさせていただきます。

東京地方裁判所 民事第7部 御中

1.取引の経緯

私は、昭和**年生まれの**歳です。
本日は**県**市から電車に乗って出頭いたしました。

私が初めて武富士から借入れをしたのは、昭和56年、**歳のときでした。
当時、長男の高校入学と長女の高校卒業、二男の中学入学と、いちばんお金がたいへんな時期でした。

この意見陳述をするに当たり、改めて以前武富士から送られてきた「法定金利計算書」を見直しました。
私自身とても恐ろしくなりました。
取引履歴の開示は昭和57年からなのですが、それから平成22年まで、返済と借入がずっとずっと続くのです。

昭和57年当時の武富士の金利は年42%近いもので、その後、徐々に下がりましたが、銀行より何倍も金利が高いため、払っても払っても残金はなかなか減りませんでした。

2.人生の重荷に

私は利息制限法という法律があることも、武富士がその法律に違反していることも全く知りませんでした。
私と武富士との間の取引を利息制限法で計算し直すと、昭和58年からはずっと過払いになっています。
つまり、それから平成22年まで27年間も支払わなくてもよいお金を支払わされてきたということになります。

私は、武富士の借金が終わっていることを知りませんでしたので、必死に働いて、本来は払わなくてもよいお金を払ってきました。

私は、30年間、1回も遅れずに支払いをしてきましたので、ひどい取立にあったことはありませんが、支払いが遅れたら申しわけないという一念で、人生の半分近くを過ごしてきたのです。

私の過払金額は1184万3206円です。

いま想うと、どうしてサラ金などに頼ってしまったのかと、つくづく自分が情けなく思います。

3.訴えたいこと

なぜ、武富士は、武井保雄は、武富士の経営者たちは、違法な高金利を取り続けたのでしょうか?

なぜ、昭和58年には借金が支払い終わっていると武富士は私に教えてくれなかったのでしょうか?

なぜ、武富士は、過払金をその都度返してくれなかったのでしょうか?

なぜ、武富士は、全国の顧客に過払いを返す準備をせず、挙げ句の果てに過払金を2兆4000億円にまで膨らませ、倒産したのでしょうか?
誰が武富士を倒産させたのでしょうか?

頼る親も兄弟姉妹もいない、私のような人は世の中にいっぱいいると思いますが、そんな困っている、苦しい境遇の人たちを「喰い物」にして搾れるだけ搾り取り、いまも悠々自適の生活をしている「武井一族」を決して許すことはできません。
また、責任追及を逃れる手段としての会社更生は言語道断です。

武富士の過酷な取立で自殺した人がたくさんいるとも聞いています。
これは私だけの問題ではありません。
武井一族には、借金苦で自殺した方たちの血のにじんだお金を返してもらいたい。

市民を守る法の世界が武井一族のような悪い人たちに荷担することもまた許すことはできません。
「悪い奴ほどよく眠る」という諺を耳にしますが、そんなことがあっては決してならないと思います。

私も勇気を出して闘います。
裁判官のみなさま、どうぞ大きなお力添えをお願いいたします。

以上で、私の意見陳述を終わらせていただきます。
ありがとうございました。

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