武富士の責任を追及する全国会議

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武富士一万人訴訟ニュース 第43号(2陣6陣併合9回目)

武富士一万人訴訟ニュース 第43号(2陣6陣併合9回目)

平成25年5月20日

武富士の責任を追及する全国会議
代表 弁護士 新里宏二
事務局長 弁護士 及川智志
〒271-0091 千葉県松戸市本町5-9 浅野ビル3階 市民の法律事務所内
電話047(360)2123 FAX047(362)7038 http://takefuji-tsuikyu.com/

事務局次長 司法書士 乾 亮太朗

皆さんこんにちは。
本日東京地裁裁判所で行われた、2陣6陣の裁判の様子をご報告します。
今後の進行について,及川弁護士が裁判官に説明をしています。
前回は38号でお知らせしています。

第2陣、第6陣併合訴訟9回目午前11時~東京地裁606号法廷

1、出廷した当事者、裁判官、書記官

笹井之彦裁判長,中野哲美裁判官(中村心裁判官と交代です),大西正吾裁判官,村瀬辰太郎書記官,原告代理人2名,被告代理人4名が出廷しました。

2、主なやりとり

※法廷でのメモのおこしです。()内は僕の解説です。

笹井裁判長
裁判体に変更がありましたので,弁論の更新をします。
原告は準備書面20と21を陳述されますね。

原告代理人
はい陳述します。

笹井裁判長
証拠は甲Cの3を写しで,新聞ですね。

原告代理人
はい

笹井裁判長
被告は,準備書面10から14を陳述されますね。

被告代理人
はい,陳述します。

笹井裁判長
乙50から57を写しで提出されますね。

被告代理人
はい,提出します。

笹井裁判長
今後の進行について,原告のご意見はありますか。

原告代理人
私たちは全国で同種の訴訟を行っています。
一番最初に提訴したものを一陣とよんでいますが,民事第4部に係属しています。この第4部で,元従業員の方の証人尋問が採用されました。
これが7月5日の午後1時30分から(606号法定)です。
また,同じく民事4部で8月30日の午後1時30分からは,被告の武井健晃氏の本人尋問が606号法定で予定されています。

また,私たちが3陣と呼んでいる第17部では管財人に対する調査嘱託を行っており,これは会社倒産にかかる間接損害責任に関するものですが,この調査嘱託に対する回答書が来ています。
まだ謄写手続きが終わっていないのですが,今後は,証人本人尋問の結果と,管財人からの回答書に基づいて反論をしていきたいと思っています。

笹井裁判長
原告は準備書面を口頭で陳述されるということですのでお願いします。

及川弁護士
(第21準備書面の要旨を口頭で陳述:以下抜粋)

1悪質貸金業者の倒産
サラ金で倒産したのは武富士のみ,アイフルですら金融機関からの同意によるADR手続で倒産を免れている。
被告のSFCG,ロプロも倒産した,という主張は,違法取立で社会問題化した貸金業者は倒産するということを明らかにするものである。

2武富士倒産には固有の理由がある
被告らの主張では,アコム,プロミスなどの競業他社が倒産しない理由を説明できない。
平成15年12月:盗聴事件で保雄氏が形式上の退任
平成20年 5月:武富士に業務改善命令
  同   6月:被告健晃氏が代表取締役に昇格
  同  12月:武富士新規貸付停止
平成21年度3月期決算,前年から,1497億円の資金流出
  同  12月4半期決算短信に継続企業の重要事項の注記
平成22年度3月期決算,前年から,1743億円の資金流出、株価が400円を切る。
  同   6月までに686億4000万円の借入金返済するも一年内償還の社債が671億円,短期借入金が480億円もあり,倒産に至った。
このように,武富士は不祥事によって信用力が低下し,外資からの資金調達をせざるを得なくなり,一括返還条項の見直しにも応じてもらえなかった。
武富士は,「武井家支配」の結果,社内の法遵守体制も築けず,資金調達もできず破綻した。

笹井裁判官
次の期日は,先行訴訟の尋問等の関係上,二ヶ月程度の期間をおきたいと思いますが,被告はいかがお考えでしょうか。

被告代理人
異議ございません。

笹井裁判官
次回は7月19日(金)午後1時40分から法廷が変わって806号法廷で弁論期日とします。
被告は一週間前までに書面の提出をお願いします。

3、報告集会

法廷内の待合い室で、今日の期日の報告が行われました。
配っていたビラを受け取った方がお一人傍聴に来ていただけました。
雨の中どうもありがとうございました。                                

4、感想とお願い

さて,前回のニュースや,及川弁護士の法廷での発言のとおり,いよいよ尋問が始まります。
7月の尋問は元従業員の方に法廷に来ていただくものですが,これは,武富士という会社の内部の実態を,裁判所,裁判官に明らかにするためのものです。
元従業員さん達は,当然すでに退職し,現在は武富士とは関係のない生活をしておられます。
それにも関わらず,裁判所に武富士の実態を内部の人から証言してもらわなければ,武富士という会社の特殊性が裁判所に通じない,という弁護団からの強い要請をうけ,それに応じて来ていただくことになりました。

武富士の被害者が提訴した裁判に,元従業員としていらっしゃるのですから,平日に裁判所に来ていただくだけではない,ご負担を感じることもあるのではないかと思います,これは大変なことだと思います。

そういうご負担をおして証言をしていただけることに,弁護団,全国会議ともにとても感謝しています。
傍聴にあたっては,どうぞ弁護団が今回証人尋問を求めた趣旨をご理解いただき,ご支援をいただければと思います。

以上

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