武富士の責任を追及する全国会議

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高知武富士訴訟第2回弁論期日報告書

高知武富士訴訟第2回弁論期日報告書

高知武富士訴訟第2回弁論期日報告書

2013.03.04



3月1日 14時30分より、高知地方裁判所前にて原告団の皆さんと共に、チラシの配布を行いました。

当日は、あいにくの雨で通りには人通りもまばらな状態でしたが、裁判が実際に開かれる事への期待が、ビラを配布する原告団の皆さんの行動の中に感じられました。

1.15時30分開廷。
傍聴席には原告関係者ら20名が傍聴に参加しました。
原告訴訟代理人谷脇代表弁護人をはじめ計8名の弁護団と原告団代表者3名と共に原告席につき、被告代理人1名が参加して開廷されました。

2.裁判長から諸手続についての陳述の確認がされ、原・被告共に同意しました。

3.続いて原告代理人意見陳述にうつり、谷脇弁護団代表に代わり参田弁護人が意見陳述をされました。

※ 代理人意見陳述の内容は「武富士の元経営者である被告らが、司法判断に基づく過払金返還問題を放置し、様々な社会問題を起こすという、誤った経営判断を続けた結果、武富士を倒産させて莫大な被害を発生させたことに対する責任追及訴訟である。
武富士は日常の取引では、様々な場面において司法判断を無視し、ないがしろにして利息制限法を遵守しない高額な約定利息を取り続けていたのである。
こうして、裁判所の司法判断を知らない多くの素人から、これに反した法外な利益を得ていたのである。
武富士は、誤って受領していた約定利息名目の、過払金となるべき金銭を、将来の弁護士介入事案に備えて社内留保することなく、これが確定した営業利益として扱い、社内で勝手に費消してしまっていた。
かかる確固たる司法判断の無視、内部管理体制構築義務違反、誤った債権管理を続けた結果、武富士は空前の利益を挙げ、東証1部上場を果たし、役員であった被告らは過払金として返還すべき金銭を含む法外な報酬を得ていたのである。
他方、原告らは、本来返還する必要がない約定利息の支払を求められ、自らの生活を犠牲にしてその返済を続けさせられてきて、その結果、武富士が破綻した現在、自らが支払った筈の過払金の返還を受けられない状態に置かれている。
本件は、このような被告らの司法判断の無視、司法判断をないがしろにした放漫経営、違法経営によって泣かされた原告らによる、違法な利益を得た被告等に対する、自分のお金を取り戻す意味をも有する訴訟である。
御庁におかれて、これまで多数出され積み重ねられてきた確固たる司法判断を無視し、ないがしろにして武富士の経営を続けてきた被告らに対して、改めて厳正な司法判断を示して頂きたい。」と締め括りました。

※ 続いて、原告のお一人が意見陳述をされました。

 「私は昭和20年生まれの67歳です。
武富士から借金を始めたのは昭和59年が最初でした。
その後商売はそこそこやり繰り出来ておりましたが、昭和63年父親が亡くなってからやり繰りがおかしくなって、ついに武富士から又借金をするようになりました、平成3年45万円を借り返済日には遅れないようにきちんと返済しておりましたが、1日だけ振込時間に間にあわず、後で支店へ持っていけばいいだろうと、勝手な判断をして閉店時間ぎりぎりに駆け込みました。
しかし、私が支店へ駆け込む前に武富士の社員が私の留守に電話をし、女房に『親父を出せ!借金全額もってこい!』とすごい剣幕で怒鳴られたそうです。
借金のことは女房は一切知らないことだったので、びっくりして電話をほうり投げたそうです。
しかしその後は一日も遅れることなく返済が繰り返され何時までたっても借金は減ることなく、気がついたときには借入れ残高は162万1208円にもなっていたのです(平成22年9月の時点)。
他の消費者金融からの借入れは2社とも完済に至ったのに、なぜ武富士だけは終わらないのかと不安になっていました。
そんなとき、武富士の経営破綻による更生債権届書が届きびっくりしました、過払金が262万3725円にもなっていたのです。
それも平成9年8月から過払い金が発生しており、私はこの時点から本来ならば返済しなくてもよいお金を、よそから借金までして返済を続けていたのです。
それに引き換え、武井家には違法な手段で得た相続による返還金が、400億円という利息までつけて、2000億円も返還されたことが報道されるに至って、我々の3.3%は一体なんなのか。怒りと悔しさで身震いをしました。
裁判長さま、20年間もの長い間、過払金のことも知らされずに、払わされ続けた過払金を取り返してください。」

4.以上意見陳述が終わり、次回弁論準備、今回被告から提出された準備書面に対する原告反論書の提出4月中。
次回期日5月14日 14時30分から。
電話会議を含む弁論になる。

5.終了後、16時10分より法テラス高知2階会議室において集会。

出席者、弁護団(津田弁護士・大森弁護士・中島弁護士・常田弁護士・中谷弁護士・重野弁護士)6名、原告9名、関係者6名、朝日新聞記者1名。

~津田・大森弁護士より説明~

① 第1回期日の移送申し立て、それから今回までの原告代理人・被告代理人のそれぞれの攻防・書面のやり取りについての説明があり。

② 次回の裁判の進め方について、電話会議をふくむ弁論になるが、関係者は事前に参加の申込をすることが必要(法廷が狭いため)。

③ 今後、原告には、担当弁護士から直接報告をするようになる。

④ その他、原告団から弁護士に質問などあり散会した。

以上ご報告いたします。

◎ 次回 第3回期日 2013年5月14日(火)14:30~

報告者 「高知うろこの会」
事務局長  岡田  悟

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